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【半年に一度の心と身体の大掃除】大祓式とは?

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穢れを払うため12月31日に、年内最後の大祓式に行ってまいりました!

大祓式ってなに?

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大祓式とは、一年に2回(6月と12月)行われる、罪や穢れを払うための神事のことです。

今回は、心と身体の大掃除【大祓式】についてまとめました!

大祓式

大祓式とは

大祓式とは、上半期と下半期の終わりに行う禊祓(みそぎはらえ)のこと。

人はだれしも、日々の生活のなかで本人が気づかないのうちに、罪や穢れ(けがれ)を重ねていっています。

それを祓う神事が大祓式です。

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心と体についた汚れをはらう行事=大祓式です!

禊祓(みそぎはらえ)については後述します!

いまのところ、禊祓=お祓い(おはらい)だと思っておいてもらえれば大丈夫です!

大祓式は、701年の大宝律令(たいほうりつりょう)によって、正式な宮中の年中行事として定められた1,300年以上の歴史ある神事です。

6月と12月の晦日(みそか)、つまり6月30日12月31日に行われます。

6月30日に行われる夏の大祓式は、大祓式という呼び方のほかに、さまざまな呼び方をされています。

  • 夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
  • 夏越の祓(なごしのはらえ)
  • 夏越神事(なごししんじ)
  • 夏祓(なつはらえ)
  • 六月祓(みなづきばらえ)
  • 水の大祓(みずのおおはらえ)

12月31日の冬の大祓式も同様に、

  • 年越の大祓(としこしのおおはらえ)
  • 年越の祓(としこしのはらえ)
  • 師走の大祓(しわすのおおはらえ)
  • 火の大祓(ひのおおはらえ)

などと呼ばれています。

半年ごとに、厄災の原因となる罪や過ち、心身にたまった穢れなどを祓い、身も心も清め、心機一新してこれからの繁栄を祈るための儀式(神事)なのです。

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分かりやすく言ってしまうと、半年に一度の心と身体の大掃除ということですね!

禊祓とは?するとどうなる?

禊祓(みそぎはらえ)とは、禊(みそぎ)と祓(はらえ)を合わせた言葉です。

禊 + 祓 = 禊祓(みそぎはらえ)

禊は自らが穢れを除くための行いを指し、祓は他者に穢れを除いてもらう行いを指します。

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神社に行った時に手水舎で手・口を洗い清めるのは、神主様にやっていただくご祈祷やお祓いはですね!

禊祓という言葉は、異なる意味を持つ2つの言葉の組み合わせなのです。

禊と祓、穢れを取り除くのが自分他人かの違いはありますが、どちらも穢れを取り除く行為に変わりはありません。

したがって禊祓は近年では「穢れを取り除くお祓い」として認識されています。

禊祓の起源:イザナギ

禊祓の起源は古事記に記載されています。

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古事記とは、日本最古の歴史書のこと。
日本の成り立ちを語るには欠かせない神話や、神の子孫とされている天皇家のこれまでの歴史が記述されています。
神話に重きがおかれている書物となっています。

古事記
現存する日本最古の歴史書。
和銅5年(712年)に太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し、元明天皇に献上された。上・中・下の3巻から成り、内容は国生み(天地開闢・てんちかいびゃく)から推古天皇までの天皇の系譜が記述されている。

古事記に12番目に登場する神様、イザナギとイザナミ。

イザナギ(夫)とイザナミ(妻)はたくさんの神様を誕生させます。

海の神、山の神、風の神など17あまりの神様が生まれました。

ところが火の神様・カグツチを生むときにイザナミは火傷を負い、そのケガが原因でイザナミは亡くなってしまいます。

イザナギは妻・イザナミを死者の国である「黄泉の国」まで迎えに行きます。

黄泉の国の入り口の前に立ち、イザナミを呼びます。

イザナギ

イザナミ!迎えに来たよ!
帰ろう!

イザナミ

どうしてもっと早く来てくれなかったの…!
私はもう、黄泉の国の食べ物を口にしてしまったのよ。元には戻れないわ…。

だけど、黄泉の国の神々に、なんとかならないか相談してみる…!
ちょっとだけ待ってほしい。
その間、決して中は覗かないように。いい?

イザナギ

わかった!待つよ!

しかし、待てど暮らせどイザナミが戻ってきません。

しびれを切らしたイザナギは、見ないでと言われたにもかかわらず黄泉の国の中に入り、イザナミのもとへ向かいます。

するとそこには死者の形相をし腐りかけたイザナミの姿が…!

変わり果てたイザナミの姿に驚いたイザナギは、逃げるように葦原中国(あしはらのなかつくに。今の日本のこと)に戻ってきました。

イザナギ

なんと恐ろしいところに行っていたんだ…!
身体に染み付いた穢れ(けがれ)、禍事(まがごと)を払わなければ!

と、阿波岐原(あはぎはら。現在の宮崎県)の水辺で身体を洗い清める、禊祓をしました。

これが現代まで続く禊祓の起源です。

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禊祓は、イザナギのおこなった水辺で穢れ、禍事を祓い清める行為が起源となっています。

夏越の大祓

400年間行われなかった夏越の大祓

701年の大宝律令(たいほうりつりょう)によって、正式な宮中の年中行事として定められた大祓式。

大祓式は、平安京や平城京などの碁盤の目状に形成された都市の南面の正門・朱雀門(すざくもん)で官僚たちが国民に向けて大祓祝詞を奏上する形で執り行われていました。

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平安京・平城京は、794年から1869年までの日本の首都です。

いまの京都市街に位置していました。

応仁の乱(1467〜1477年)で京都市街が荒れてしまったあとは、神仏習合(神道と仏教が融合)の影響もあって、夏越の大祓が宮中の年中行事として執り行われることはなくなってしまいました。

夏越の大祓が復活したのは、廃止からおよそ400年が経過した1871年(明治4年)。

1871年に明治天皇が宮中三殿賢所の前庭で大祓式を行い、翌年1872年に太政官布告(当時、最高官庁であった太政官によって公布された法令)を出して夏越の大祓が復活することになりました。

これ以来、夏越の大祓は各神社で執り行われることになったのです。

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宮中三殿とは、皇居の中にある3つの神社のことを言います。

  • 賢所(かしこどころ、けんしょ):天照大御神を祀る
  • 皇霊殿(こうれいでん):歴代の天皇・皇族を祀る
  • 神殿(しんでん):すべての神々を祀る

この内の賢所で大祓式が執り行われたということですね!

【自分で祓う】茅の輪くぐり

夏越の大祓の時期に神社に行くと、茅の輪(ちのわ)というものが設置してあります。

経験上、6月に入ると徐々に設置されはじめ、夏越の大祓いが終わる6月30日までは置いてある気がします。

中には6月30日を過ぎても置いてあるところもあるので、詳しくは各神社にお問い合わせください。

茅の輪くぐりとは、茅(かや)で編まれた大きな輪をくぐることで罪・穢れを祓うというものです。

茅は昔から、神聖・清浄・邪気をはらう霊力があるとして認識され、しめ縄などに用いられてきました。

この茅で出来た輪をくぐることで、心身を清めてもらおうというわけです。

適当に何回も輪をくぐるのではなく、くぐり方にも決まりがあります。

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めちゃくちゃ簡単に言うと、お辞儀して八の字に3回くぐります!

  1. 一礼して回りに一周
  2. 一礼して回りに一周
  3. 一礼して回りに一周
  4. 一礼して社殿へ向かう

基本はこのくぐり方です。

その神社神社で、入るときの足が決められていたり、祝詞を唱えたりと、若干の違いがあるので、細かい部分はその神社のやり方に従って行いましょう。

【祓ってもらう】人形・大祓祝詞奏上

茅の輪くぐりは自分で輪をくぐるだけでできる、割とお手軽なお祓い方法です。

もっとしっかりとお祓いしてもらいたい!

という人には、神主さんにお祓いしてもらうという方法があります。

お祓いには、①人形を使う場合、②祝詞を奏上してもらう場合の2パターンあります。

お祓いの料金は神社によって変わってくるので、料金についてはお祓いをお願いする神社に確認するようにしてください。

ちなみに函館八幡宮では、人形でのお清め+祝詞奏上+神前でのご挨拶で3,000円でした。

亀田八幡宮では、人形のお清めだけだと「料金はお気持ちで」ということでした。

①人形(ひとがた)

神主さんに祓ってもらうには、人の形をした紙・人形(ひとがた)を用います。

人形に住所・名前・年齢・性別などを記入すると、神主さんが海や川に流したり、お焚き上げをして心と身体についた罪・穢れを洗い流してくれます。

中には人形だけでなく、車形(くるまがた)を用意してくれている神社もあります。

車にも知らずしらずのうちに穢れを重ねてしまっているそうなので、車形も用意してある場合には合わせてお祓いしてもらいましょう。

人形・車形に各種情報を記入したら、人形の場合は身体、車形の場合は車体をこの紙でなでます。

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ついている穢れをこの紙に移すイメージです!

身体で気になる箇所・調子の悪い箇所がある場合には、そこを重点的になでるようにしましょう!

人形の場合は、頭のてっぺんから爪先までなでたあと、息を3回フーッと吹きかけます。

体の中の悪いものをこの紙に吐き出すイメージで行ってください。

紙に穢れを移した後は、神主さんにお渡ししましょう。

神社によっては6月中、社務所前に人形・車形を用意してあるところもあるので、6月30日前に行って、祝詞奏上によるお祓いは無しで、人形・車形だけやるというのもOKです。

②大祓詞奏上

神主さんに大祓詞(おおはらえのことば)という祝詞を奏上(そうじょう)してもらい、心身を清めてもらうという方法もあります。

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人形・車形でのお清めだけでももちろん問題ないのですが、お時間がある方は祝詞を奏上してもらうことをオススメします♪

気分がスッキリしますよ〜!

大祓詞(おおはらえのことば)は年に2回、この大祓式で奏上される祝詞です。

この祝詞を唱えることで、知らずしらずのうちに溜まっていた半年間の罪や穢れなどを祓うことができると言われています。

  1. 大祓式に参列
  2. 大祓詞奏上
  3. 人形で身体をなで、息を3回吹きかける
  4. 切麻(きりぬさ)と(ぬさ)でお祓い
  5. 神前で神様に大祓式が終わったことをご報告
  6. みんなで囲んで和菓子を食べる
  7. 解散

これは、とある神社の夏越の大祓の流れです。

配布されるものの中に人形(ひとがた)が入っているので、これを身体になで、息を3回吹きかけます。

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わたしが行った神社では、大祓式の最中に配られた人形には住所・名前等を書かなくても大丈夫でした!

そのあと、切麻を身体にかけます。

切麻とは紙吹雪のように紙を小さく切ったものと、細かい麻を混ぜ合わせたものです。

これを自分の肩から、後ろにむけて投げます。

左→右→左、と3回投げましょう。

次は幣(ぬさ)です。

とは、神主さんが紙に祈りを捧げるときやお祓いのときに使う、紙や麻などを切って垂らしたもののことを言います。

小さめの幣(ぬさ)で切麻と同じように左→右→左、と祓います。

そのあと神前で大祓式が終わったことを神様にご報告し、最後に和菓子をみんなで食べて終了です。

神社によっては、御神札や神様に捧げた神饌などを最後にくれる場合があります。

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全部でざっと20分程度の短めの儀式です。

お時間がある方はぜひ!

年越の大祓

年越の大祓のときには茅の輪はなく、人形・車形でのお祓いや祝詞の奏上のみとなります。

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わたしは今年は函館八幡宮の大祓式に参列してまいりました!

流れは以下の通りでした。

  1. 大祓式に参列
  2. 大祓詞奏上
  3. 人形で身体をなで、息を3回吹きかける
  4. 切麻(きりぬさ)と幣(ぬさ)でお祓い
  5. 神前で神様に大祓式が終わったことをご報告
  6. 解散

流れは夏越の大祓のときと変わりませんでした。

わたしが大祓式への参列をおすすめする理由は、社殿の中に入り、神様といつもより近い距離でお話できるからです!

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普段は外から挨拶するだけですが、こういった式のときだと中に入れるのでワクワクします!

中が見られる機会はそうそうないので、こういった式は貴重なチャンスです。

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もちろん、大祓式のときだけでなく、個人参拝でご祈祷などをお願いするときにも中にはいれます♪

帰りに撤饌のお持ち帰りがありました。

撤饌とは、神様に捧げた神饌を下げたもの。神様のお下がりです。

袋の中身です。神社のお知らせと撤饌が入っていました。

撤饌はとろろ昆布でした!

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さすが函館ですね♪

大祓式まとめ

以上、大祓式のまとめでした。

年に2回行われる大祓式。

半年に1度、自分の中に溜まった穢れを取り除く、心と身体の大掃除です。

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心身ともにとってもスッキリするので、ぜひ一度参列してみてください♪

  • 夏と冬、年に2回行われる
  • 知らずしらずのうちに重ねた罪・穢れを祓うことができる
  • 心と身体の大掃除
  • 夏越の大祓は茅の輪くぐり、人形、お祓いによって禊祓をする
  • 年越の大祓は人形、お祓いによって禊祓をする
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