もうすぐ1年が終わろうとしています。
先日、歳とともに時間の進みが早くなることを説明しましたが、本当にあっという間の一年でしたね!

小学生のころ、冬休みの宿題で書き初めを提出しませんでしたか?
書き初めは平安時代に起源を置く、その年の抱負を書く行事です。
書き初めほどしっかりと目標を書き残す必要はありませんが、一年のはじまりに今年の目標・抱負を考えることは実はとっても良いことなのです。
今回は、新年の目標・抱負についてのお話しです。

新年の目標・抱負を考えよう
新年の目標・抱負を考える

新たな一年がはじまる時、
今年はどんな一年になるかな?
どんなことを目標に過ごそうかな?
と一度は考えるのではないでしょうか。
私も毎年、1月1日に今年一年の目標・抱負を掲げています。
計画通りに進み目標・抱負を無事達成できた年もあれば、まったく出来なかったという年もあります。
達成できなかったからといってダメな年だった、という考えになるわけではなく、その経験を次に活かしていけばいいだけなので、目標達成だけが必ずしも全てではないと私は考えています。
それよりも「どんな年にしようか」と目標・抱負を考えることが大事だと思っています。
目標・抱負を決めることによって、ある程度の方向性を決めることができるので、「気づいたら何もせず一年が終わっていた」ということを防ぐことが出来ます!
方向性が定まる

目標・抱負を決めることによって方向性が定まります。
これは何事も同じです。
旅行でも、ただ「旅行に行こう」とぼんやり考えるのと、「温泉でゆっくり過ごす旅行に行こう」、「アクティビティ盛り沢山な旅行に行こう」、「美味しい料理を堪能する旅行に行こう」と考えるのでは、方向性が全く変わってきます。
温泉でゆっくりしたいのであれば温泉地に絞って探しますし、アクティビティ盛り沢山な旅行なのであれば海・川・山のどのアクティビティにするか考えます。美味しい料理を堪能したいのであれば何料理を食べたいのか考えます。
自分がなにをしたいのかによって、次の一手は変わってくるのです。
ただぼんやりと「旅行に行きたい」と考えているだけでは何も絞り込むことはできません。
もしかしたら結局なにも決まらず旅行に行く計画さえなくなってしまうかも。
新年の目標・抱負でも同じです。ただぼんやりと、
今年も一年がんばるぞー!
と思っているより、
今年は特に家族団らんに力をいれよう!
子どもをあまり怒らない、笑顔で過ごす、1日1回旦那と子どもを褒めるぞ!
と具体的な目標・抱負を立てたほうが自分の行動の方向性が定まります。
目標と抱負の違いは?

ところで、目標と抱負の違いをご存知ですか?
目標
- そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を目標にして東へ進む」
- 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の目標になる」
- 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「目標を達成する」「月産五千台を目標とする」「目標額」
抱負
- 物事の達成に向けての、心のなかに抱き持っている決意や計画。
- 『こうなりたい!』という目的地にたどり着くための計画や筋道
つまり、目標はゴール、抱負はゴールに辿り着くための手段です。
今年は3kg痩せる!
そのために毎日5kmランニング!
ここでいう、『5kg痩せる!』が目標、『毎日5kmランニング』が抱負です。
目標と抱負、どちらも考えた方がより明確な計画を立てることができるので、一年のはじまりには『新年の目標』と『新年の抱負』の2つを考えるようしましょう。
新年の目標・抱負を立てるメリット
1. モチベーションアップにつながる

一年の始まりのときって気持ちも新たに「今年ならなんでも出来る!」って気持ちになりません?
わたしは毎年なります。笑
新年を迎えると気持ちもサッパリきれいになり、なんだか今なら何でもできそうな気持ちになりませんか?
今年は英語をマスターして海外旅行に行くぞ!
料理を極めるのに料理教室に通おう!
今年のクリスマスは全部手作り料理でパーティーするぞ♪
など、将来を想像するのってとってもワクワクしますよね。
新年の始まりに、今年一年の目標や抱負を明確に決定することで、目標に対するモチベーションアップに繋がります。
「そのうち英語ができるようになったら嬉しいなぁー。」というぼんやりした願望と、「今年こそは英語マスターするぞ!TOEIC730点突破するぞ!」という明確な目標とでは、どちらの方が自分の心がワクワクするでしょうか?
がんばろうと思えるでしょうか?
目標・抱負を明確にすることで自分のモチベーションアップにつながります。
2. 目標・抱負を中心に色々なものが引き寄せられる

私は今年は英語を頑張る!
TOEIC730点を目指すんだ!
と思っているとそれに関する情報や出会いが集まってきます。
たとえば、「たまたまつけたテレビで英語力ゼロだった人がTOEIC700点を突破したコツを紹介していた」、「よく行くカフェでたまたま隣になった外国人と気が合い友だちになり、英語を使う機会が格段に増えた」など、英語を中心にいろいろなものが引き寄せられてくるのです。
これは本ブログで繰り返し取り上げている『引き寄せの法則』によるもの。
引き寄せの法則とは、自分の思いが現実を引き寄せるという宇宙の法則のことです。
自分の考え・気持ちが磁石となり、それに見合った現実を引き寄せます。
目標・抱負を決めるということは、自分がなにを引き寄せるか決めたのと同じことなのです。
あなたの目標・抱負・気持ちに合った現実が目の前に現れてきます。
引き寄せの中心となるのは、自分の気持ち。
自分の気持ちを定めてあげないと、それに見合った現実も訪れません。
目標・抱負を立てることで、引き寄せの磁石が機能し、情報や出会いなど、求める現実が寄ってくるようになります。


3. 判断基準を持てる

目標・抱負を考えることで方向性が定められるので、自分の行動を決めるひとつの判断基準ができ、効率よく一年を過ごすことができるようになります。
たとえば『夏までに3kg痩せる』という今年の目標を立てたとすると
スイーツバイキングに行こうよ♪
と言われても
ごめんね〜今ダイエット頑張ってるの。
痩せたら行こうね!
と、目標達成のための行動にそぐわない場合にはお断りすることができます。
ところが目標を定めずぼんやりと「痩せたいなぁ」と思っている人であれば
ダイエットは明日から〜♪
スイーツバイキング行く行く〜♪
となってしまう可能性のほうが高いです。そして結局、
夏までに痩せられなかった〜
となってしまうかも。
目標・抱負を立てることで、判断基準を持つことができ、自分が次になにをすべきか明確になります。
【新年の目標・抱負を考えよう】まとめ
以上、新年の目標・抱負についてでした!
あなたの目標・抱負はなんですか?
- 目標とはゴール、抱負とはゴールに到達するための手段
- 目標や抱負を立てると方向性が定まる
- 目標・抱負を立てることのメリット
- モチベーションアップにつながる
- 目標・抱負を中心に色々なものが引き寄せられる
- 判断基準を持てる



