昨今、スピリチュアルの世界では龍神ブームが巻き起こっています。
これまでも龍神様についていろいろと取り上げられることは多くありましたが、その勢いが特に強まっているように感じます。
スピリチュアル本を取り扱っているコーナーでも「龍神」の文字を目にすることがここ数年で格段に増えました。
いまさらだけどそもそも龍ってなに?
ほんとうにいるの?
今回は龍とはなんなのか、なぜココ数年の間で龍について耳にすることが多くなったのかについてお話します!
ちなみにわたしは龍は本当にいると思ってますよ〜!笑
龍とは?龍神とは?
龍とは?竜との違いは?

龍と竜。じつはどちらも同じものを指しています。
竜は、龍の略字です(略字ですが、龍より古くからある古字でもあります)。
龍、竜、どちらもおなじ想像上の生き物です。
わたしは龍のほうが馴染みやすいので、これ以降は”龍”に統一させてもらいますね。
龍はそもそも中国の想像上の生き物とされており、古くより神様として崇められていました。
天空や水辺に棲む、風や雨、雷など天候を自在にあやつる神様として認識されています。

それが日本に入ってきて、中国と同じように神様として祀ったり、または神様の使いである眷属として祀ったりしていました。
また、日本では縄文時代の土器に蛇にまつわる模様が多数見られることから分かるように、古くから蛇神の信仰がありました。
中国からさまざまな文化が日本が入ってきたときに、この蛇神信仰と中国の龍神信仰が混ざり、現在日本では
蛇は龍の化身
という認識もあります。
龍は実在する?

龍は、人々の思いでつくられた神様の化身または神様の使い眷属だという説。
さきほど、蛇は龍の化身だという説。
その意味でいうと龍は実在し、目に見えているということになります(龍が蛇に姿を変えて現れている)。
また、大祓詞(おおはらえのことば)という祝詞に出てくる瀬織津姫(せおりつひめ)が龍神にあたるという説もよく聞かれます。
祝詞に出てくる神様ということは、むかし実在していて、あるとき姿かたちを変えて龍神様になったということ?
それだったら龍は実在する(した)ということになるよね。
そういう仮設があるのですが、そもそも瀬織津姫様に関する情報が少なすぎてまだ分かっていないみたいです。
大祓詞(おおはらえのことば)というとても重要な祝詞に出てくるのに、古事記や日本書紀には全く登場しないのです。
蛇が龍、瀬織津姫様が龍、龍神は龍神、などいろいろな説がありますが、いままでにハッキリと「実在する」と断言されたものや実在の証拠が残っているものはありません。
ですがわたしは龍神様は実在すると思ってます!
これまで多くの形で姿を見せてもらったことから、龍神様はいるんだと思うようになりました!
龍神ブームが巻き起こった

昨今ではスピリチュアル分野ではよく耳にする龍神様。
この火付け役となったのは「妻龍(つまりゅう)」です。
妻龍とは、小野寺S一貴さんのデビュー作「妻に龍がつきまして…」のことです。
2016年から奥様のワカさんについた龍神ガガがあらゆることを教えてくれ、その教えを実践することで人生が驚くほど好転していったお話です。
龍神ガガシリーズは累計20万部のベストセラーとなっています。
ここから龍神に注目が集まり、龍神ブームが巻き起こりました。
いまでは、妻龍だけでなく数多くの龍神に関する本が出版されています。
風の時代=龍の時代
グレート・コンジャンクション

2020年12月22日に木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」が起こります。
コンジャンクションは天文用語。英語でconjunctionと書きます。
conjunction
接続詞、結合、連結、接続、合同、連絡、(2 惑星などの)合、(月の)朔(さく)(など)
コンジャンクションとは2つの惑星がぴったり重なること。
水星と金星のコンジャンクションは頻繁に起きていますが、木星と土星のコンジャンクションが起こるのは20年に1度です。
その珍しさから、木星と土星が重なるコンジャクションを特別にグレート・コンジャンクションと呼んでいます。
グレート・コンジャンクションのときは木星と土星がぴったりと重なるのですが、肉眼でもそれを確認することが出来ます。
地球上からの観察でここまで木星と土星が近づいてみえるのは約400年ぶりのことです。
なんと、肉眼でも木星と土星の大接近を観察することができます。
特別なグレート・コンジャンクション=ミューテーション

グレート・コンジャンクションは時代の節目になっていると言われており、今回2020年12月22日(火)に起こるグレート・コンジャンクションはその中でもさらに特別です。
約200年ぶりの大きな変化=エレメントの変化が起こるからです(グレート・コンジャンクションとエレメントの変化が同時に起こることをミューテーションといいます)。
エレメントとは占星術で定義されている、この世を構成する要素のこと。
エレメントは、約200年ごとに火→土→風→水と、順にエレメンツを移動してきており、そのエレメントに対応する形で世の中の流れや在り方が大きく変わると言われています。
これまでの200年間は土の時代でした。
牡牛座・乙女座・山羊座の特徴である安定、受動、感覚がキーワードとなった200年でしたが、これからは風の時代に入ります。
風をつかさどる龍

風の時代には双子座・天秤座・水瓶座の特徴である社交性、情報、軽さが重要となります。
風といえば天候を自在に操る龍神が思い浮かびます。
私は占星術でも風の時代に入り、それにリンクするようほぼ同時期に龍神ブーム(龍の時代)がきたのではないかと考えています!
もうすぐ来たる風の時代。それに合わせるような形で、龍神ブームが巻き起こりました。
ちょうど、時代の転換に間に合うように、世間に龍神が受け入れられるようになったように思えます。

数年前までは龍神様といっても
神社の手水舎のところにいる神様だよね?
という程度の認識でした。現在のように、
龍はどこにでも居る!
龍雲を見た!
龍神様がついてくれることもある!
などといった情報は一般的ではありませんでした。
スピリチュアル好きな人であれば、もはや龍の存在は当たり前の常識という捉え方に変わってきています。
風の時代に突入後には、より一層、龍神様との関わりが深くなっていくことでしょう。
龍神様についてのまとめ
以上、龍神様についての基礎情報まとめでした。
今回はそもそも龍神様とはなにか、なぜ龍神ブームが巻き起こったのかについてまとめさせていただきました。
また今後も龍神様に関する記事を書いていきますね〜♪
- 龍=竜
- 始まりは中国の想像上の生き物
- 風や雷、雨など天候を自在に操るとされている
- それが日本に伝わり蛇神信仰と融合した
- 日本では、「蛇は龍神様の化身」「瀬織津姫様のお姿が変わって龍神様になった」と信じられている
- 2016年あたりから龍神ブームが到来した
- 2020年12月22日のグレート・コンジャンクションに合わせて龍神ブームが起こったのではないか
- グレート・コンジャンクションとは木星と土星がぴったりと重なること
- 今回のグレート・コンジャンクションはさらにミューテーション(エレメントの変化)も加わるため、非常に特別なものとされている
- 今では土の時代。今度は風の時代が到来する。


