自己啓発

【オーガニック野菜】有機野菜との違いは?オーガニック野菜のメリット・デメリット

近年、注目が集まっているオーガニック野菜。

我が家でも最近積極的に取り入れるようにしています。

そもそもオーガニックとはなんなのか?

どんなメリット・デメリットがあるのか?

オーガニックだと何が良いのか?

有機野菜、無農薬野菜、減農薬野菜とは違うものなのか?

なんとなくオーガニックが良いのはわかるけど、ぼんやりとしか分かっていない…

という方に向けて書いた記事です。

オーガニックとは何なのか、メリット・デメリットはどんなものがあるのかをわかりやすくまとめてあります。

オーガニック野菜とは

オーガニックってそもそもなに?

abundance agriculture bananas batch

化学肥料や科学合成農薬に頼らず、自然の恵みを活かし、環境への負荷をできるだけ減らした農法や加工法のことを指します。

たとえば、有機農産物においては、日本では有機日本農林規格(有機JAS)によって以下の生産方法により生産されたものが「有機農産物」「オーガニック」の名称を使えることになっています。

有機農産物の生産方法基準
  • 堆肥等による土作りを行い、播種・植付け前2年以上(多年生作物の場合は収穫前3年以上)、原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと
  • 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない
  • 遺伝子組み換え技術を使用しない

このほか、有機JASでは「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」についても同様の基準が設けられています。

詳細はこちらからご覧になれます。

有機JASマークが有機・オーガニックの証

2020年7月16日から有機食品として販売するには、下記のJASマークが必要となりました。

この有機JASマークがない農産物、畜産物および加工食品に「有機」や「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示をすることは法律で禁じられています。

この有機JASマークは、自然のエネルギーを象徴する、太陽と雲と植物をイメージして作られています。

有機、オーガニック、無農薬、減農薬の違い

オーガニックと有機って違うの?

maru

全く同じものです。
オーガニックを日本語に直すと「有機」になります。

有機(オーガニック)と無農薬は違う?

maru

有機(オーガニック)と無農薬は違うものです。
無農薬と聞くと一切の農薬を使用しないので有機より安全と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際は、「無農薬栽培」であっても、土壌に農薬が残っていたり、他の畑から飛散してくることも考えられるので、完全無農薬ではありません。

誤解を与えてしまうので、現在は「無農薬」と表示することは、農林水産省が出した【特別栽培農産物に係る表示ガイドライン】によって禁止されています。

減農薬というのも聞くけど?

maru

こちらも有機・オーガニックとは違う意味です。

減農薬は以下の不明確点があるため、「無農薬」と同様、現在は「減農薬」と表示することは禁止されています。

  • 削減の比較の対象となる基準が不明確
  • 削減割合が不明確
  • 何が削減されたのか不明確(農薬の使用回数なのか残留量なのか)

その他のオーガニック商品

ball shaped blur close up focus

これまでオーガニックや有機は、農法や畜産物、加工方法に対する言葉として使われてきましたが、近年は「人や地球に優しいライフスタイル」の意味で使われることが多くなってきています。

世界的なオーガニックブームもあり、あらゆる場面で「オーガニック」という言葉を耳にするようになりました。

しかし、現在有機JASにおいて規定が定められているのは「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4品目のみ。

このほかの水産物、繊維、化粧品等は国の基準がないので消費者自身で商品の見極めを行う必要があるということを覚えておきましょう。

オーガニック野菜のメリット

心と身体に優しい

person holding green vegetables

オーガニック野菜はなんといっても人の体に優しい。

食べ物から摂取する農薬量はわずかであるため、人体への安全性は科学的に保証されているとはいっても、できることなら農薬を摂取するのは避けたいです。

少量だから大丈夫か…

と思って野菜を摂るより、

身体に安全なものを食べてる〜!

と思って食べる方が、心にも身体にも良い影響を及ぼします。

心置きなく食べられるため、人の心と身体に優しいというのがひとつのメリットです。

土壌汚染防止につながる

faceless woman working with soil in garden

農薬を使用すると、農薬に含まれる化学物質がその土を汚染します。

さらに、土だけでなく、その土の中に住んでいた微生物にも影響が及び、生態系に影響を与えます。

46億年の歴史がある地球で、人間の活動が活発になってから約300年ほど。

地球温暖化、土壌汚染、大気汚染…。この短い時間の中で人間が地球に与えた影響は計り知れません。

このまま環境破壊が進むと、人間が地球に住めなくなる日もそう遠くないと言われています。

化学由来の肥料を用いない、地球に優しいオーガニック野菜を選んで食べるというのも、大切な地球を守る大切な一歩です。

オーガニック野菜を食べることにより地球の土を守ることができます。

自然由来の味を楽しめる

flat lay photography of vegetable salad on plate

オーガニックのメリットのひとつは、自然由来の野菜の味を楽しめるということ。

化学由来の農薬に頼っておらず、自然の力を活かして生産されたものなので野菜そのものの味を楽しむことができます。

自然の恵みを存分に受けた葉野菜のみずみずしさとシャキシャキ感。

化学肥料を使わない健康な土で育てられた根野菜の甘み。

これらは一度食べると病みつきになってしまいます。

オーガニックだという安心感はもちろんのこと、自然由来の野菜のうまみを味わうことができるのもオーガニック野菜のひとつのメリットです。

オーガニック野菜のデメリット

手間がかかる

agriculture backyard blur close up

オーガニック野菜は化学由来の農薬を用いないため、害虫問題がつきものです。

薬を使用しない害虫駆除に、多くの手間と時間がかかっています。

たとえば、防虫ネットの設置やコンパニオンプランツ(共栄作物)など。

コンパニオンプランツ(共栄作物)とは、異なる種類の植物を一緒に植えることにより病害虫を避けたり、収穫量を上げたりすること。

例えば、きゅうり×ネギで、ネギ科植物の根に共生する拮抗菌が「青枯病」「立枯病」の病原菌を抑えることができます。

人と地球に優しい野菜は、生産者の方のたくさんの努力があって成り立っています。

品目・数が少ない

assorted vegetable lot

有機JASは、「堆肥等による土作りを行い、播種・植付け前2年以上及び栽培中に(多年生作物の場合は収穫前3年以上)化学的肥料及び農薬を使用しない」という条件をクリアした上で、数多くの書類を提出し、認定料を支払ってようやく認定される、非常にハードルの高い規格です。

だからこそ、そのマークに対する安心感は高いのですが、農家の方からすると参入することが難しく、気軽に始めにくいというのが現状です。

ヨーロッパ諸国では昔からオーガニックに対する意識が高く、特にイタリアでは耕地面積に対する約15%が有機農業取組面積になっていますが、日本では、有機農業取組面積は耕地面積全体の約0.2%程度にとどまっています。

出典:有機農業をめぐる我が国の現状について – 農林水産省

最新の調査(2019年)では約0.5%にまで増加しましたが、依然として低いまま。

農地面積が少ないため、当然、消費者が手に入れられる野菜の種類・数にも限りがあります。

通常の野菜のように、いろいろな種類の野菜を好きなだけ、というのはもう少し先の話になりそうです。

価格が高い

agriculture cabbage close up color

先述の「手間がかかる」「品目・数が少ない」というのが原因で、野菜そのものの値段が高くなる傾向にあります。

いまではスーパーでも見かけるようになった「オーガニック・有機野菜コーナー」ですが、多くは通常の野菜の1.5〜2倍程度の価格で売られています。

手間を減らす工夫が開発され、それにともない生産者も増えてくると、お手頃価格で手に入れられるようになるかもしれません。

オーガニック野菜まとめ

オーガニック野菜、有機野菜の基礎知識をまとめてみました。

いま大注目のオーガニック野菜。

地球にも人にも優しい野菜たちです^^

  • オーガニック野菜=有機野菜
  • 無農薬野菜、減農薬野菜は定義が明確ではないため、現在「無農薬」「減農薬」という名前は使用禁止
  • 人と地球に優しい
  • 野菜本来の味が楽しめる
  • オーガニック野菜生産に手間・時間・費用がかかる
  • 価格が通常の野菜と比べて高め
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