旅行

鬼の棲む谷【登別地獄谷とは?】湯けむりに包まれる遊歩道を散策

鐘亭はなやに宿泊したあとは、登別の各所を観光してから函館に戻りました。

地獄谷は登別といえばココ!と言われる観光スポット。

登別を訪れるなら絶対に行きたい場所です。

地獄谷とはそもそも何なのか、見どころ、各種イベントをまとめました!

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登別地獄谷

基本情報

住所〒059-0551 北海道登別市登別温泉町無番地
電話0143-84-3311
FAX0143-84-3303
営業時間24時間(施錠なし)
公式HPhttp://noboribetsu-spa.jp/see_activitie/noboribetsu_jigokudani/
駐車場あり(有料・500円)
入場料無料

地獄谷とは?

地獄谷は、お土産屋等が立ち並ぶ登別温泉街から歩いて約10分のところにある観光名所。

約1万年前の日和山(ひよりやま)の噴火活動によってできた爆裂火口跡です。

爆裂火口(ばくれつかこう)ってなに?

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爆裂火口とは、爆発的な火山活動により山体の一部が吹き飛ばされてできた火口のことです!

火口といえば、この画像のような山のポコっとへこんだ部分のことを想像しますよね。

そして、火山といえば通常、円錐形のものを想像します。

この円錐形の地形は、火山噴火によって放出された砕屑物(さいりゅうぶつ)が火口の周りに積み重なってつくられます。

この円錐形の地形のことを火砕丘(かさいきゅう)といいます。

出典:絵で見る地球科学|地質を学ぶ、地球を知る|産総研地質調査総合センター
  • 火口 = てっぺんのくぼんだ部分
  • 火砕丘 = 円錐形の地形

ですが、爆裂火口を持つ火山はこのような形をしていません。

火砕丘をもたないため、地面がえぐられたような地形を形成します。

地獄谷は一見、火口とは思えませんが、れっきとした火口=爆裂火口なのです。

最新の噴火は約200年前だと言われており、現在活動を続けているわけではないので、正式には爆裂火口跡と呼ばれます。

この爆裂火口跡の直径は約450m、面積は約1ha(25mプール約36個分の大きさ)です。

この谷型の地形のいたるところに湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる様子が

まるで鬼の棲む地獄のような風景だ

ということから地獄谷と名付けられました。

登別温泉の泉質

地獄谷からは9種類の泉質、毎分3,000リットルの温泉が湧き出しています。

ここまでの種類の温泉が集中して湧き出しているのは世界的にも珍しく、登別温泉は「温泉のデパート」とも呼ばれています。

泉質は全部で9種類。

  1. 硫黄泉
  2. 食塩泉(塩化物泉)
  3. 明礬泉(含アルミニウム泉)
  4. 芒硝泉(硫酸塩泉)
  5. 緑礬泉(含アルミニウム泉)
  6. 鉄泉(含鉄泉)
  7. 酸性鉄泉
  8. 重曹泉
  9. ラジウム泉
出典:登別市周遊ガイドマップ

地獄谷でのイベント

鬼火の路、幻想と神秘の谷

フットライトが夜の地獄谷を照らします。

通年を通して日没〜21:30まで開催されています。入場無料です。

(出典:鬼火の路 幻想と神秘の谷 | 一般社団法人 登別国際観光コンベンション協会

地獄の谷の鬼花火

赤鬼と青鬼たちが約8mもの火柱が上がる手筒花火を夜空に放ちます。

鬼花火伝説の語り継がれる地獄谷に棲む湯鬼神(ゆきじん)たちが、幸せを願い、人々の厄を持ち去りしために花火を打ち上げます。

6〜7月の木・金曜日、20:30から開催されます。入場無料です。

(出典:地獄の谷の鬼花火 | 一般社団法人 登別国際観光コンベンション協会

地獄谷の見どころ

鉄泉池(間欠泉)

地獄谷のほぼ中央にある間欠泉です。

遊歩道を進んだ一番奥に位置しています。

一定周期で吹き出す温泉を観察することができます。

間欠泉といっても、鹿部町の間欠泉のように数メートル吹き出す激しい間欠泉ではありません。

ここの間欠泉は、小さな水たまりのような鉄泉池(写真参照)が数分間隔でグツグツと煮えたぎり、湯けむりをあげるようになります。

温泉の温度は非常に熱いので、しずくが飛んでやけどしないように注意しましょう。

薬師如来

江戸時代、北海道では江戸幕府から北方警備を命じられた東北地方の諸藩が各所に駐屯していました。

登別もその駐屯場所のひとつでした。

登別の担当になったのは岩手の盛岡にあった南部藩。

1861年(文久元年)に、火薬の原料として使われる硫黄を採掘していた南部藩の家臣・栃内民惣がお堂の下で湧く温泉で目を洗い、眼病が治ったことが始まりとされています。

堂内にはお礼に寄進した石碑を安置され、「目の湯」として親しまれています。

薬師如来
文久酉元年四月八日
硫黄山栃内氏
差配人善四郎外

石碑の碑文

登別地獄谷へ行ってきた

駐車場

道道350号を北へまっすぐ進み、登別温泉街を抜けると地獄谷の湯けむりと同時に駐車場が見えてきます。

この駐車場から徒歩10分圏内に、登別温泉街のメインストリートである極楽通り、湯澤神社、泉源公園、閻魔堂などが位置しているので、ここに駐車して地獄谷以外にも色々と見て回るのが良いと思います。

一番最初に見えるのは第一駐車場ですが、今回は満車だったので第2駐車場に案内されました。

右へ抜けると第二駐車場、左へ曲がると大湯沼へ着きます。

大湯沼はここから車で約5分。こちらもぜひ訪れたい観光スポットです。

まずは地獄谷の第2駐車場に到着です。1日500円で駐車できます。

このチケットは、大湯沼の方の駐車場でも共通で使えるの捨てずに保管しておきましょう。

大湯沼の方で一番下の半券が回収されます。1日1回限り有効です。

おすすめ写真スポット

第2駐車場に停め、地獄谷の案内看板に従ってすすみます。

案内看板がありました。

地獄谷・大湯沼を含む散策路があるそうです。自然が好きな人はぐるりと一周するのもいいですね。

一番距離のあるものでも20分程度で歩けるので、登別宿泊時の朝の散歩にもいいかも^^

多くの人が記念撮影をするスポットです。

まっすぐ進むと総合案内所も見えてきます。トイレ、お土産屋、案内所があります。

登別地獄谷の看板の背景に、温泉の湯けむりが映り込む絶好の撮影ポイントです。

混むので順番待ちして撮影しましょう^^

遊歩道

遊歩道を使って、もっと奥まで進むことができます。

一番奥の鉄泉池まで行ってみます。

歩いて5分ちょっとで鉄泉地に着きます。

道は平坦ですが上り下りが多いので、ヒールのある靴だとちょっと辛いかも^^;

ベビーカーもやめたほうが良いと思います。

薬師如来

途中、下へくだる階段が出てきます。この下に薬師如来像があります。

見えました〜。こじんまりとしたお社です。

お賽銭箱もあります。

薬師如来像と石碑です。

「薬師如来 文久酉元年四月八日 硫黄山栃内氏 差配人善四郎外」と掘ってあります。

お堂の横に温泉が湧いている箇所がありました。

おそらくここで目を洗ったのでしょう。

温度が60℃もあるので、触らないほうが良いです。

間欠泉

薬師如来をあとにして鉄泉池(間欠泉)へと向かいます。

どうやら、到着するちょっと前に煮えたぎっていたみたいです。

煙が立ち込めているのと、人がたくさん集まっているのが遠くからでもわかります。

ちなみに途中で分岐があるので、鉄泉池方面ではない方の道を行くと約20分で大湯沼に到着します。

鉄泉池に向かう途中、遊歩道からの景色です。

日本じゃないみたいです。至るところから湯煙があがっています。

鉄泉池に着きました〜!

温泉の温度は約80℃。熱いので絶対に触らないようにしましょう。

煮えたぎったあとの鉄泉池です。

グツグツしているところを撮りたかったのですが、5分以上待っても起こらなかったです。小さい子もいて、粘るのも限界だったので諦めました〜。

駐車場へ戻ります。みなさん続々と鉄泉池へ向かってきています。

まるで本当に鬼が棲んでいるような、不思議な雰囲気のある場所でした。

写真を撮るのに超おすすめのスポットです。

登別地獄谷まとめ

  • ここは日本?と思わせられる景色が広がる
  • 写真映えする!
  • 地獄を体感できる
  • 煮えたぎる温泉が見られる
  • 歩きやすい靴がオススメ
  • ベビーカーはやめたほうが無難

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