わたしが使っているオススメの炊飯器を紹介します!
お米を炊くだけでなく、なんと料理もできちゃうという優れもの。
炊く+料理(クッキング)でtacook(タクック)といいます。
tacookを主婦目線で詳しく紹介します!
炊く + クッキング = tacook
tacookとは?
tacook(タクック)とは、タイガー魔法瓶株式会社から発売されている、ご飯とおかずが同時に作れる炊飯器のこと。

内なべにクッキングプレートが重なっており、お米とおかずを同時に作ることができます。

研いだお米を内なべに入れ、おかずの材料をクッキングプレートにセットし、スイッチを押すだけ!
使い方はとってもシンプル。
ご飯が出来上がったとき、同時におかずも完成です。
炊飯器の機能に「調理機能」がプラスされた、1台二役のお得な炊飯器です。
tacookでできること
tacookでお米が炊けるのはもちろん、おかず、煮込み料理、リゾット、スイーツまで作ることができます。


調理機能のついていない炊飯器で「炊飯以外の調理」をすることは推奨されていません。
炊飯器が壊れる可能性があるだけでなく、事故やケガにつながる危険もあると指摘されています。
調理機能付きの炊飯器と、炊飯機能のみの炊飯器では加熱プログラムが違うそうです(参考:【知らないと危険】調理機能の付いていない炊飯器を「炊飯以外の調理」で使ってはいけない理由 | クックパッドニュース)。
tacookは調理も可能な炊飯器なので、お米以外の料理も安心して行えますね^^
本来の機能である炊飯器としての実力ですが、tacookは炊飯器としても優秀。お米がふっくら美味しく炊きあがります。
1台5万円以上する炊飯器と比べるとさすがに劣りますが、この値段で購入できる炊飯器の中では美味しい方ではないでしょうか^^
tacookのラインナップ
tacookには3つのラインナップがあります。

ひだりと真ん中のモデルは3合炊きのみ、みぎのモデルは5.5合炊きと1升炊きから選べます。
ひだりのモデルと真ん中のモデルは、最大炊飯合数は一緒ですがデザインが異なります。
ひだりのモデルは一人暮らしのインテリアに馴染むお洒落なデザイン。
真ん中のモデルは小家族向けの”一般的な炊飯器”デザインです。
みぎは完全にファミリー向けですね。
わたしが持っているのは、こちらの「一人暮らしに馴染むお洒落なデザイン」のモデルです。
初代のモデルなので、現在発売されているモデルとは異なります。
一人暮らしをしていたときに買ったものを、結婚してからも変わらず愛用しているので、かなりの年代物です。

初代モデルと最新モデルとの違いは、「冷凍ご飯メニュー」が追加されたこと。

こちらのモデルは3合炊きですが、お米とおかずを同時に調理するときには、お米は1合までしか炊けません。
大人2人+2歳児だと、1合だと足りないので、なんと旦那が独身時代に使っていた炊飯器もあわせて使用中。
こんな感じで炊飯器が二個並んでいます。笑

3合炊きモデルは一人暮らし向けなので、家族で使うことを考えている方は5.5合炊きモデルか一升炊きモデルを選びましょう。
5.5合炊きの場合、お米は最大2合。1升炊きの場合は、最大4合です。
わたしも次回買い替えの時には、炊飯器2台持ちをやめ、一升炊きモデル1台にまとめる予定です。
5.5合、一升炊きモデルにも「冷凍ご飯メニュー」は搭載されています。
tacookの良い点
1. お米と同時に料理が出来上がる
tacookの良い点はなんと言っても同時調理が可能なこと。
ご飯と同時におかずが出来上がるのには正直感動しました。
tacookでは焼き料理はできませんが、蒸す・煮るといった料理はお手の物。
ご飯を炊くと同時に、蒸し野菜も完成させられます。
クッキングプレートには穴が空いていないので、おかずを温めた蒸気がご飯方向に戻らない構造になっています。
ご飯におかずの味や匂いが移ったり、おかずの汁気が垂れたりする心配がありません!
2. 多様なメニューを作れる
tacookの付属レシピには48のメニューが載っています。
- クッキングプレートを使用してお米と同時調理できるレシピ:29種類
- 炊き込みご飯・おかゆなどのレシピ:5種類
- 内なべを使った調理レシピ:9種類
- ケーキレシピ:5種類
肉料理、魚料理、野菜料理と多彩なメニューが載っていますので、飽きることなく毎日の料理を楽しむことができます。
他にもクックパッドでレシピが公開されています。
クックパッドは主婦であれば毎日のように使いますよね?
使い方もわかっているのでレシピを調べるのも楽ちんです。
「クックパッド tacook」と検索すればいろいろと出てきます^^
3. 省スペース
tacookは”炊飯器”なので、他の自動調理器と比べてサイズが大きくありません。
わたしが「家事効率化」を目指し、購入を検討したティファールのCook4me(クックフォーミー)。
このCook4meには、6.0Lと3.0Lの2モデルがあります。
↓6.0Lモデル
↓3.0Lモデル
tacookとCook4meのサイズを比較してみましょう。
(cm) | 幅 | 奥行 | 高さ |
tacook(5.5合炊き) | 26.0 | 35.4 | 21.1 |
tacook(1升炊き) | 28.8 | 38.6 | 24.9 |
Cook4me(6.0L) | 38.0 | 32.5 | 35.0 |
Cook4me(3.0L) | 32.4 | 31.4 | 26.8 |
奥行きこそCook4meの方が小さいですが、横幅と高さがあるので、キッチンに置くとなかなかの存在感です。
その点、tacookは炊飯器ベースなので非常にコンパクト。
洗う時にも楽チンです。
tacookの悪い点
1. 料理時間短縮にはならない
tacookは、Cook4meのような自動調理器とは違い、圧力鍋の機能がないので調理時間の短縮にはなりません。
Cook4meは普通の料理と比べて、料理時間を最大1/3まで短縮することが可能です。
それに比べtacookは、調理に普通の炊飯時間と同じくらい時間がかかります。
ポトフの場合の調理時間
- tacook : 60分
- Cook4me : 8分
tacookを使ったからといって料理出来上がりまでの時間を短縮することはできません。
短縮できるのはお母さんがキッチンに立ち続ける時間です。
料理に手や目を掛ける時間は短縮できます。

2. 公式レシピ数は少ない
tacookを購入するとついてくる公式レシピ集には48の料理が記載されています。
多く感じますが、Cook4meの搭載メニュー数はなんと驚きの210!
それと比べるとtacookのレシピ数は少なく感じます。
毎日毎日違うメニューに挑戦したい!
という人にはCook4meの方が向くかも知れません。
3. アプリ等と連携できない
tacookにはアプリと連携する機能はありません。
先ほどのティファールのCook4meや、シャープのヘルシオ ホットクックなんかはアプリからレシピ検索・表示を行える機能がついています。
tacookは多機能というよりかは、機能をシンプルに絞ったモデル。
tacookは
多くの機能を駆使したい!
最新技術を使いたい!
という人より、
あまり機械に強くない…
という方に向く調理機です。
Cook4meの購入をやめtacookを使うことにした3つの理由
家事の効率化を図りたい!
と思ってリサーチをしていたとき、Cook4meの存在を知りました。
特に欲しいと思ったのは最近発売となった小型サイズの方です。
見た瞬間に欲しい!と思ったのですが、そこでふと、
あれ?
そういえば一人暮らししていたときに買ったtacook。
これ今炊飯器としてしか使ってなかったけど料理もできるんだよね?
と気づくことに。
そうなんです、それまでわたしはtacookを炊飯器としてしか活用していなかったのです^^;(調理機能をすっかり忘れていました。笑)
tacookの機能を再度確認していくと、
tacookがあれば自動調理器要らなさそう。
むしろわたしにはtacookの方が向くかも!
と思うように。
では、なぜわたしがCook4meの購入をやめ、tacookを使い続けることに決めたのか。
その理由は次の3つです。
理由1:新たなスペースを確保しなくて済む
第一の理由が、Cook4meのサイズが大きいこと。
サイズが大きく、Cook4meの導入が難しいのでtacookを使い続けることに決めました。
わたしは現在アパート住まいなのですが、
- 炊飯器
- 電子レンジ
- トースター
- 食洗機
- ウォーターサーバー
- ドルチェ・グスト
を置いているので、もう余分なスペースがありません。笑
Cook4meを買うとなると、Cook4meの購入費用に加え、それを置くための家具も必要になるので、余計に費用がかさみます。
Cook4meのサイズが大きいことから、購入を断念いたしました。
tacookは炊飯器がベースとなっているため非常に省スペース。
一般的に売られているキッチン用家具にすっぽりおさまるサイズです。
それに、今使っている炊飯器と入れ替えてしまえば新たにスペースを確保する必要はなくなります。
Cook4meくらいのサイズになってしまうと、アパート暮らしの人が新たに導入する、というのは正直難しいかもしれません。
持ち家じゃない人たちにとっては、tacookのサイズが小さいことが一つの大きなメリットとなります。
理由2:二品同時に調理できる
第二の理由は、同時調理数の多さです。
Cook4meでは調理は1品のみです。
ですがtacookは内なべとクッキングプレートを使えば、2品の料理を同時に作ることが可能です。
- 内なべでお米を炊く、クッキングプレートでおかずを調理
- 内なべでおかずを調理、クッキングプレートでもおかずを調理
といった使い方が可能です。
お米は炊かずに、前に冷凍していたご飯を食べてしまおう!
そして今日はtacookでおかず2品作ろう!
とすれば、今日の調理は、tacookに材料を入れてスイッチを押しておしまい!
60分後には美味しいおかずが2品完成です。
あとは旦那さんが帰ってきたらサラダ・汁物でも出せば立派な献立の出来上がり。
なんて楽なんでしょう〜♪
わたしは「調理時間」を短縮させることよりも、「自分がキッチンに立つ時間」を短縮したかったのです。
tacookに2品も作ってもらえたら、私の担当料理品数が減る!笑
手抜きができる、という理由からtacookを使い続けることにしました。
理由3:価格
そしてなんと言ってもやはり、Cook4meが高かった…!
Cook4me(6.0L)は、現在は3万円ちょっとで購入できますが、発売当初は定価はおよそ6万円。
Cook4me(3.0L)は発売したばかりなので、容量が半分にもかかわらずお値段は約38,000円です。
3.0Lの方が欲しかったので、家事効率化のために投資するとは言ってもいきなり約4万円の出費はでかいです。
家具も追加で買わなければならなくなるし、スペースは取るし。
金銭面で購入を断念いたしました。
tacookに使い慣れていけば、たとえtacookを買い換えるにしても最上位モデルでも26,000円ちょっと。
Cook4meの7割の値段で購入できます。
先のことも考え、Cook4meではなく、tacookを使い続けることに決めました。
以上が、私がCook4meを新たに購入するのではなく、tacookを使い続けることを決めた理由です。
もし今tacookが手元になくても、Cook4meの購入はやめ、tacookを新たに購入していたと思います。
tacookに向く人・tacookがオススメな人
以上のtacookの特徴を踏まえ、tacookに向く・オススメなのは次のような人です。
ひとつでも当てはまる方は、ぜひいちどtacookの購入を検討してみてください。
毎日の料理が楽になりますよ〜!
- 献立で品数が多い人
- 手間暇かけた料理よりも楽ちん料理が好きな人
- 帰宅後、料理提供まで1時間以上とれる人
- アプリや機器本体の画面を見ながらの調理が面倒だという人
- 機器に搭載された数多くの調理メニューを活用しきれないよという人
- 調理時間短縮ではなく、作業の効率化を図りたい人
- 3万円以下で自動調理機器を導入したい人
- 炊飯器の購入を検討している人
お仕事で毎日忙しいママさん。料理中こどもが離れてくれないママさん。
旦那さんの毎日の献立を考えるのに疲れた奥様。見えないところでこっそり手抜きしたい奥様。
声を大にして「楽したいから時短調理器買って」と言えない主婦の方。
そろそろ、炊飯器買い換えなきゃダメ…かも?
と言ってみてはどうでしょうか?^^