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800年の歴史【北海道最古の温泉・知内温泉】銭湯価格で源泉100%掛け流し?!

北海道最古の温泉「知内温泉」を知っていますか?

こないだの休みにユートピア和楽園 知内温泉旅館 の日帰り入浴に行ってきました。

ユートピア和楽園知内温泉(以下、知内温泉)は函館市街地より国道228号を経由して車で約1時間。

函館近郊で手軽に源泉100%掛け流しの温泉を堪能できる、とってもオススメの温泉宿です!

今回は宿泊ではなく、日帰り入浴を利用させてもらいました。

知内温泉までの道のり

函館から向かう場合、国道228号線をひたすら真っ直ぐ進み、看板が出てきたら右に曲がります。

このようにわかりやすく看板があるので、見逃すことはないです。

↑私たちは函館方面からではなく、江差方面からきたので左折となっています^^; 函館からきた場合は右折してください。

その後、突き当たりを左折するとすぐ知内温泉が見えてきます。

じゃじゃーん!

車がいっぱいです。

函館近郊ナンバーの車だけでなく、道東・道北ナンバーの車停まっていました。

800年の歴史を誇る知内温泉

知内温泉はなんと、800年の歴史を誇る北海道最古の温泉!

みなさん、ここのお湯目当てに遠路遥々いらしていました!

そんな有名な温泉が函館近郊にあるんです^^

駐車場には知内温泉の歴史が書いた看板があります。

宝治元年甲州の城主 源頼家郷の命を受けた荒木大学は、堀子数百人を引きつれて金山見立の為渡道して、今の湯の里に居城を造った(800余年前)。当時の堀子等、湯の湧出しているのを発見し、草小屋を建て打身・切疵等を治療した所、其の効能直ちにあらわれたと旧書にあります。

寛文5年九代の城主 松前志摩守高広公の奥方御入湯に当り、福島村土門治兵衛の先祖に仮家造営を仰せ付け御入湯せりとあります。宝永元年8月23日に湯倉神社の小祠を福島村の中島弥平治が之を建てて大貴命神(オオムジナノカミ)・少彦名神(スクナヒコナノカミ)の二柱を祭祀しました(300余年前)。

薬祠杉は当時奥方の御手植の杉で樹齢500年幹の周囲40mもありましたが、大東亜戦争(1937年)の折、献木してしまいました。その切株は今でも残っています。

松前公は其の後、湯守をおいて温泉の発展をはかり第一代湯守三重郎より第十代八太郎に至っています。これが知内温泉の祖先です。一説には松前志摩奥方(姫と云う)はキリシタン信者であったので切石の沢(今の姫の湯の沢)で刺客の凶刀にたおし、今の福島町「丸山の館」石山に御櫛塚を建て祭られたと文化3年(1806年)に記した旧書にあります。

明治27年(1894年)、十一代湯守り 泉作右衛門により、函館市元町森川菊松之を貰い受ける。明治30年茂別村佐藤弥惣右衛門之を弐百五拾円(現在の400万円相当)で買受現在に至る。
一代 弥惣右衛門 二代 昌蔵 三代 昌介

ユートピア和楽園 知内温泉

歴史が深すぎて、看板にも年季が入っています。

800年前からこの温泉があるって本当にすごいですよね…!

北海道最古の知内温泉は「大野土佐日記」によれば元久2年(1205)、砂金を求める荒木大学の渡来に遡ると言われており、その歴史が極めて古いことを物語っています。

 当温泉は宝治元年(1247)七月二十五日薬師堂を建立したのが始まりとされています。最上徳内が標した「東蝦夷地道中記」に知内温泉の薬師堂の棟札には「施主、荒木大学湯主徳蔵応永11年(1404年)の銘があることを発見した」とあり、この時には温泉薬師堂が建立されていたことは明確です。

 寛文5年九代の城主松前志摩守高広公の奥方ご入湯に当たり福島村戸門治兵衛の先祖に仮屋造営を仰せ付けご入湯せり、とあります。

 宝永元年八月二十三日に湯倉神社の小祠を福島村の中島弥平治が之を建てて薬師如来(ヤクシニョライ)大貴命神(オオムツノカミ)、少彦名神(スクナヒコノカミ)の三柱を祭祠しました。薬師杉はその当時、奥方の御手植の杉で樹齢500年余り、幹の周囲は4メートルもありました。第二次大戦の際に献木し、その切り株は今も残っています。

 松前公はその後、湯守を置いて温泉の発展を図り、第二代湯守三重郎より第十一代八太郎に至っているのですが、これまでが知内温泉の祖先です。

そして当温泉は佐藤弥惣右衛門が1894年に温泉の権利を買い受けて当旅館を創業しました。現在は佐藤昌介会長の長男・昌彦が17代目湯守を務めています。平成二十八年一月にはJR東日本が選ぶ全国天然温泉THE ONSEN 35の地湯にも選ばれました。

 知内温泉には5つの源泉があり、いずれも敷地内から自然噴出(自噴)しています。源泉の温度は65℃と高温で、浴室の扉を開けると同時に全身が熱気に包まれます。

 悠久の歴史とともに絶えることのない源泉は、当温泉の裏手に湯華(ゆばな)が石化して巨大なドームを造り、浴槽や浴室の床に歴史の証拠とも言える湯華が石化し幾重もの段を成しています。長きに渡る歴史の中では、隠れキリシタンやアイヌの人々の悲しい記録もありますが、そのすべてを優しく包み込むように、湯は今も、そして未来もこんこんと湧き続けます。

ユートピア和楽園 知内温泉公式HP

知内温泉に入館

歴史を読み込んで、ようやく館内に入ります。

日帰り温泉料金・営業時間

入り口には料金案内が貼ってありました。

800年という歴史ある温泉宿で、源泉100%掛け流しなのに入浴料は銭湯並だというから驚きです。

入浴料大人460円、小学生330円、乳幼児220円
入浴可能時間7:00 〜 20:30
休館日なし

知内温泉の館内の様子

中に入ると正面には宿泊者用のロビー。

リフォームしているので中はとても綺麗です。歴史ある建物なのに古さを感じません。

カーテンの向こうには鯉がいました。

それではさっそく温泉へ!

知内温泉には「上の湯」と「下の湯」がある

知内温泉では異なる5つの源泉から、異なる泉質の湯を楽しむことができます

温泉は「上の湯(かみのゆ)」「下の湯(しものゆ)」の2つに分かれていますが、入浴料は1度支払うだけでどちらの温泉にも入浴することができます。

ひとつひとつの温泉は離れているので、服を着て移動する必要があります。

【上の湯】
坂の上に源泉があることから上の湯と呼んでおります。明礬(みょうばん)泉と塩泉が強く、肌に良いとされ、美肌効果があると言われています。お湯だけをもらいに来る方もいらっしゃいます。

泉質ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
温度泉温60.4℃ 浴槽温度43.0℃
ユートピア和楽園 知内温泉公式HP

【下の湯】
鉄分泉が濃い下の湯は、源泉は上の湯よりも建物に近い場所にあるため、浴槽へ来るまで冷めにくく、体が温まると評判です。内風呂のほか、混浴の露天風呂もお楽しみいただけます。

泉質ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
温度泉温49.6℃ 浴槽温度43.0℃
ユートピア和楽園 知内温泉公式HP

さらに下の湯には二種類の浴場があります

左側が内湯のパンフレット、右側が露天風呂のパンフレットになります。

内湯は男女別となっていますが、露天風呂は男女混浴

カップル・家族で入りたい人は露天風呂に入るのがオススメです^^

地元の方に聞いたところ、

地元の方

上の湯は肌が荒れているときにオススメ。
下の湯は身体に疲れ、痛みがあるときにオススメ。

だそうです!

知内温泉「上の湯」「下の湯」についてまとめます^^

  • 上の湯
    内湯のみ・洗い場あり・男女別・肌荒れに効く
  • 下の湯1
    内湯のみ・洗い場あり・男女別・身体の痛みに効く
  • 下の湯2
    露天風呂のみ・洗い場なし・男女混浴・身体の痛みに効く

    ※各温泉間は服を着て移動する。

男女混浴の下の湯・露天風呂

私たちはまず、入り口を入って右側に進み、露天風呂へと向かいました。

ロビーから右へまっすぐ進みます。正面の引き戸を抜けると、下の湯です。

露天風呂の前に、下の湯(男女別内湯)が最初に見えてきます。
露天風呂はここからさらに右に進みます。

ずっと案内が出ているので迷う心配はありません。

この扉の先が露天風呂になっています。

スリッパを履いて露天風呂に向かいます。

↑廊下側に館内歩き用のスリッパがなければ誰もいないということ^^

自分らが入る時には「入っていますよ」というサインに館内スリッパをここに置くようにしましょう^^

この先を進むと…

露天風呂に到着しました!

服はここで脱ぎます。脱衣所はさっきの通りから丸見えです(笑)

源泉100%掛け流しです。お湯が最高に気持ちいい〜!

内湯のみの下の湯は温度が熱めなのですが、露天風呂はちょうど良い湯加減です。長く入っていられます。

湯量がすごいですね〜。

惜しみなく掛け流されています。

露天風呂から、下の湯・内湯が見えます。

露天終わったので、次は内湯に行きます^^

下の湯・内湯

内湯の入り口はこんな感じです。

中には人がいたので今回は写真を撮ることができませんでした。

中には、肩まで浸かることのできる浴槽と寝湯の2つがあります。

お湯は熱めです!44〜45℃くらいかな?

こちらももちろん源泉100%掛け流しです。

洗い場があるので身体を洗うこともできました。

次は上の湯に移動します^^

上の湯

上の湯まではあんまり案内表示がないのですが、一本道なのでこちらも迷う心配なしです。

岩風呂というのが「上の湯」にあたります。

知内温泉正面玄関を入って左に進みます。

若干坂を登っていくような感じです。だから上の湯なのかな?

引き戸の先をさらに進みます。

上の湯が見えました!

誰もいなかったので脱衣所の写真だけ撮らせてもらいました。

脱衣所は熱気が籠っていて暑いです^^;

扇風機必須!

ドライヤーもありました。

鍵なしの脱衣所です。貴重品はこちらのロッカー↓の中に入れます。

温泉成分の証明書がありました。

歴史を感じますね〜。

浴場写真は公式HPより拝借します^^

温泉成分で床がボコボコに!

定山渓にあるやわらぎの里 豊平峡温泉 と同じですね〜!

源泉100%掛け流しだとやはりこういう風になるんですね。

お湯の温度は下の湯よりも熱くありませんでした。

41〜42℃といったところです。

女湯に関していうと、浴槽に一番近い洗い場は水しか出ないので注意です!笑

上の湯も下の湯もとっても気持ちよかったです!!

知内温泉のオススメの浴槽は…

私の一押しは露天風呂です^^

温度が一番ちょうど良いし、やはり露天風呂の方が開放感があって気持ちがいいです。

女性1人で入るとなると、正直勇気がいるかもです。
入るなら複数人で!

そして入り口にスリッパを置いて「入っているよ」アピールをして!笑

知内温泉のその他館内の様子

その他館内の様子です。

知内温泉を紹介した記事が掲示してあります。

知内の観光名所の案内もありました。

雑貨、お土産コーナーは宿泊者ロビーにあります。

GLAYのTERUさんの紹介で人気となった「DON de MACARONI」も置いてありました^^

知内温泉の裏にある湯倉神社

知内温泉の裏には湯倉神社がありました。

建物の奥に道が続いています。

右手に見える窓が光っている部分が上の湯です。

女湯はすりガラスになっています。見えないようになっているので心配いりません^^

奥に鳥居が見えます。

上まで登ろうかと思いましたが、17:00を回っていたのと、雨が降ってきたので次回にしました。

ユートピア和楽園 知内温泉まとめ

以上、ユートピア和楽園 知内温泉旅館 の日帰り入浴レポでした!

  • 価格が良心的!
  • 800年の歴史をもつ北海道最古の温泉
  • お湯の質が最高!
  • 混浴露天風呂が最高に気持ち良い!

最高の温泉でした〜。

ここのところ通いまくってます。笑

またすぐ来ます!

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